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くろがね小屋に避難シェルター新設、福島県 安達太良山噴火に備え

10/01 11:00

 福島県は安達太良山の温泉付き山小屋「くろがね小屋」(二本松市)の老朽化に伴う建て替え工事で、火山噴火に備えた避難シェルターを新設する。

 県によると、安達太良山は年間約10万人の登山客が訪れる一方、気象庁の常時観測火山になっているため安全対策を講じる。地上2階建ての小屋の地下にコンクリート製のシェルターを設け、災害発生時に避難場所として活用する。最大で80人程度を収容できる。

 県は9月議会に提出した補正予算案で、くろがね小屋の建て替え工事費29億9500万円を計上している。2028年度の完成を予定している。

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