【3】投手として自信あった 聖光学院高野球部監督・斎藤智也

05/30 08:00

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1981年7月14日付本紙に掲載された高3の私(右)。主将、投手、3番打者として野球に熱中し高校野球の指導者の夢が固まった

 投手というポジションは嫌いではない。むしろプライドがある。 《1981(昭和56)年7月14日付本紙は、夏の福島大会に出場する福島高をこう伝えた。「投手陣は本格派の鈴木と制球力で勝負する斎藤の二本柱。(中略)斎藤は下手からの変化球をコーナーに散らし、打者心理を読んだうまい配球をみせる」》 私は元々上手投げ。下手投げに変えたのは福島高1年の秋だ。加藤仁一郎監督の指示だったが、投げてみるとボールに切...

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