自然界に生きる草花や木々、動物たちは、いろんな声を発している。 その声を受け止める姿勢の大切さを教えてくれたのが「尾瀬」だ。 裏磐梯を一冊の写真集にまとめ上げた私は、次のチャレンジの場に尾瀬を選んだ。尾瀬は当時、「上高地」「奥日光」と並ぶ風景写真の激戦区。白籏史朗さんらが多くの作品を発表していた。だからこそ写真家としての真価が問われた。だが私は納得できる尾瀬の実像を捉えられず、悶々(もんもん)と...
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