私の最終学歴は大学卒だが、実は中学校を卒業してすぐに就職した。 小学4年の時、父が病に倒れて働けなくなった。専業主婦の母が働きに出たが、弟や妹もいて、義務教育を終える私は貴重な働き手だった。 父と同じ大工になるはずだったが日立鉱山(茨城県)から求人があり就職先が急に変わった。この進路変更が、その後の人生を変えた。 鉱山を経営する日本鉱業は日本有数の大企業で、中卒の社員を「金の卵」とする名残があっ...
この記事は会員専用記事です
残り556文字(全文756文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。