東日本大震災が発生した時、私は社会人1年目だった。衆議院調査局で働いていて大きな揺れに衝撃を受けた。テレビに映し出される津波や東京電力福島第1原発の緊迫した状況を見ながら、自分の無力さを感じていた。 福島には学生時代から旅行に来ていた。飯坂温泉や土湯温泉を巡り東京にはない魅力にたくさん出会った。人柄や風土、文化が好きだった。 そんな中で起きた震災。ボランティアに行くことがいいのか、県産品を買って...
この記事は会員専用記事です
残り486文字(全文686文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。