【7】ノートリミングが誇り 自然写真家・鈴木一雄

08/27 08:00

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「一写入魂」。ノートリミングで作品を描くことが私の誇り(写真集「裏磐梯の聲」より「黎明―未来へ」)

 これまでの自然写真家としての歩みで誇りにしていることがある。  それは、写真集や写真展の作品全てを「ノートリミング」で発表してきたことだ。  トリミングは、撮影後に不必要な部分を切り取ってフレーミングを整える手法ともいえる。その手法を使わないことが私の写真家としての信念であり、ノートリミングが私の作品の特徴の一つとなった。  今やデジタルカメラが主流で、撮影後に手を加えるのが容易になった。...

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