「一緒に会津学をやりましょう」 民俗学者で県立博物館長の赤坂憲雄さんから誘われ、二つ返事で「はい」と引き受けてしまった。しかしその時、私は「会津学」がいったい何なのか、全く分かっていなかった。 赤坂さんは、中央からの視点ではなく、東北から日本を、さらに東北からアジアを見るといった広い視座に立ち「東北学」を提唱した。その意味で、会津学は多様な風土を持つ会津という地域を知り、その上で日本を見...
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