生キャラメル作りは、初めて取り組んだオリジナル製品の開発が暗礁に乗り上げた焦りから生まれた。 微細な部品をはんだ付けする技術は、複数の大手電機メーカーで技術コンサルタントを手掛けていて定評がある。ただ下請け体質は創業時から変わらず、何度も経営の浮き沈みを経験した。「自社製品を開発し、自立できる基盤をつくらなければ」。そんな思いが強くなり、味を数値で示すことで視覚化する「味覚センサー」の開発を...
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