電子機器というのは技術革新がめまぐるしい。新しい技術が生まれても、その技術はすぐに陳腐化し、次から次に商品が消えていく。 それは、部品を納める下請け企業にとって経営に直結する一大事。創業から5年が過ぎた1995(平成7)年、こうした技術革新が向山製作所にとってマイナスに働いた。 創業して間もなくカラオケブームとなり、ディスクを自動で換える「オートチェンジャー」が登場した。わが社にも部品を...
この記事は会員専用記事です
残り657文字(全文857文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。