【7】元気な姿世界に伝える アクアマリンふくしま館長・安部義孝

11/05 08:30

  • 有料記事
小名浜港で国際海洋博を開くという壮大な夢を思い描いた。いまも地元の人とその夢の実現を語り合うこともある。ポスト五輪のシンボル事業にできれば

 2012(平成24)年秋、僕は南アフリカのケープタウンにいた。  世界水族館会議に出席していて、東日本大震災の被害状況や、アクアマリンふくしまが再開するまでの取り組みを報告した。  そして最後をこう締めくくった。  「世界会議は、福島が未曽有の災害から復活し元気になった姿を国内外に発信する絶好の機会。20年の会議を福島で開催したい」  世界会議は、4年ごとに各大陸を移動しながら開かれる。...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line