【11】構想から携わり25年に アクアマリンふくしま館長・安部義孝

11/09 08:30

  • 有料記事
新しい水族館づくりはやみつきになる。その魅力を味わうために福島と関わり、はや25年。小名浜港2号ふ頭をいかに発展させるかを常に考えてきた

 僕は、両親の田舎がお隣の山形県だけれど、福島とさほど縁があったわけではない。 福島と関わりができたのは、ちょうど四半世紀前、福島県で初めての水族館を建設するための構想が固まった時だ。 「どのようにして水族館づくりを進めていけばいいのか」 当時、葛西臨海水族園長をしていた僕のところに、県の担当者が相談に来た。 葛西は、東京湾臨海部の再開発で1989(平成元)年に開園した。僕は建設担当係長として構想...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line