【12】進化続ける緑の水族館 アクアマリンふくしま館長・安部義孝

11/10 08:30

  • 有料記事
緑の水族館がアクアマリンの最終形態。それは動物園との垣根を低くして、森にすむ動物も含め理想の自然を体験できる場。山、川、海の好循環というメッセージを発進し続ける

 猪苗代町の磐梯山麓にもう一つの「アクアマリン」がある。  老朽化した緑の村の淡水魚館をアクアマリンふくしまがよみがえらせた「いなわしろカワセミ水族館」だ。  カワセミ水族館は、県内の川や湖沼に昔からすむ淡水生物を、本来の生息環境を再現して展示。一方これら在来種の存在を脅かす外来種も紹介している。100余りの小さな水槽に水生昆虫など多様な生物も展示する。  僕は、アクアマリンが運営に携わる前...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line