【9】「諦めない」決意の独立 ダルライザー・和知健明

12/05 08:30

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ダルライザーに専念するために実家の結婚式場を辞めて独立した。さまざまな人脈ができたことで活動の幅が広がった

 「独立して何をするの」と聞かれても、「ダルライザーで食っていく」としか答えられない日々がしばらく続いた。 「こんな状態では起業できない」。自分でもあきれた。経営に関する本を読んだりセミナーを受講したりした。起業を思い立ってから2年後の2014(平成26)年、米国の経営学者の本に書かれた言葉が胸に響いた。 「大きな石が最初は動かなくても、押し続け、力がついてくれば、ゆっくりと転がりだす」 成功する...

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