「独立して何をするの」と聞かれても、「ダルライザーで食っていく」としか答えられない日々がしばらく続いた。 「こんな状態では起業できない」。自分でもあきれた。経営に関する本を読んだりセミナーを受講したりした。起業を思い立ってから2年後の2014(平成26)年、米国の経営学者の本に書かれた言葉が胸に響いた。 「大きな石が最初は動かなくても、押し続け、力がついてくれば、ゆっくりと転がりだす」 成功する...
この記事は会員専用記事です
残り555文字(全文755文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。