【9】世界との差を実感した アジアパラ陸上日本代表・佐々木真菜

12/20 08:00

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練習ノートは夜に家で書いている。タイムの変化や走りで気を付けるポイントを記録する。このノートは私の成長の証し。世界との差を埋める力になる

 東邦銀行に入ってすぐ、パラリンピックに挑戦する機会に恵まれた。  五輪イヤーの2016(平成28)年4月、リオデジャネイロパラリンピックの選考会を兼ねて日本パラ陸上選手権が開かれた。  私は、視覚障害T13の女子200メートルと400メートルに出場。パラリンピック種目の400メートルでは、日本パラ陸上競技連盟が選考の参考にする標準記録Aを突破して優勝した。しかし日本代表には選ばれなかった。...

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