【5】プロ、考えもしなかった 読売巨人軍コーチ・鈴木尚広

01/11 15:00

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長嶋茂雄監督(前列中央)と一緒に入団会見に臨んだ私(後列左から2人目)。当時の背番号は「68」。ここからプロ野球人生が始まった

 「スポ根マンガ」の主人公のような少年時代を過ごしていたが、プロ野球選手になりたいと思ったことは一度もなかった。 父の厳しい指導にへこたれなかったのは、野球が好きだったから。高校に入る時も、甲子園に毎年出るような強豪校からも誘われたが、一番伸び伸び野球に取り組めそうな自宅の目の前の相馬高を選んだ。 1年の秋からレギュラー。その秋の県大会で準優勝し、続く東北大会では甲子園常連校の秋田経法大付(現明桜...

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