「とんでもないところに来てしまった」 1997(平成9)年2月1日、プロ1年目のキャンプが始まった。しかし初めから、プロ野球のすごさを思い知らされた。 当時の監督は「ミスタージャイアンツ」の長嶋茂雄さん。松井秀喜さんや桑田真澄さんといったテレビで見ていたスター選手が目の前でプレーしていた。 松井さんはゴルフボールのように打球を飛ばしたが、私は外野まで飛ばない。そのスピードとパワー、技術に圧倒され...
この記事は会員専用記事です
残り600文字(全文800文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。