【11】古里のためできること 読売巨人軍コーチ・鈴木尚広

01/18 15:00

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古里・福島での試合は、一球一球に県民の皆さんの期待を感じた。巨人のユニホームに再び袖を通して皆さんを応援していきたい

 「やり尽くした」 自信と誇りを持ってそう言える野球人生にも、心残りがたった一つだけある。 それは、私を育んでくれた古里、福島で盗塁を一つも決めることができなかったこと。盗塁を228回も成功したのにだ。 福島や郡山、いわき市で行われた公式戦に何度も出た。もちろん代名詞である「代走」でもグラウンドに立ったが、盗塁を試みて失敗するという苦い思い出もある。 福島の試合では地元のプロ野球選手ということで、...

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