世界中を見渡しても、奥会津と只見線の風景に勝るものはない。 イタリアの青の洞窟や、ペルーのマチュピチュ、エジプトのピラミッドのような息をのむ絶景は世界中のあちこちにあるだろう。 しかし、私が奥会津と只見線の風景に感じているものは、そうした視覚的なものだけでなく、郷愁や思い出といった情念的なものも含んでいる。 風景に人物や古い建物、花などを入れ込むことで素晴らしい写真となるように...
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