【5】必ず光当たると信じた 奥会津郷土写真家・星賢孝

02/22 16:36

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川霧がかかった幻想的な風景が人気の「霧幻峡の渡し」。年間3300人が訪れ、集落ににぎわいをつくり出した(本人撮影)

 山深い金山、三島町境の山あいを流れる只見川は、夏の朝にしばしば川霧がかかる。その幻想的な川面に、櫓(ろ)をこぎ和船を進める。  和船を操るのは、私をはじめ金山町雨沼(あまぬま)集落の住民と、賛同した私の仲間。「霧幻峡( む げんきょう)の渡し」と名付け、2017(平成29)年春から本格的に運航を始めた。  テレビや新聞で取り上げられて人気に火が付き、全国から観光客が訪れる。運航は4~11月で、観...

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