【12】復旧がゴールではない 奥会津郷土写真家・星賢孝

03/02 18:37

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金山町で行われた「歳の神」と只見線を走る列車。豪雨被害から全線再開通する只見線の利活用に向け、沿線住民の意識は高まっている(本人撮影)

 只見線は2021年度中に不通区間の復旧が終わり、全線開通する見通しになった。  2011(平成23)年の新潟・福島豪雨で鉄橋や線路が流された惨状を目の当たりにした私にとって、信じられないような前進だ。  しかし全線開通はゴールではない。地域にとってかけがえのない鉄路にするために、今よりさらに利活用を進める必要がある。  豪雨災害前、只見線に対する住民の関心は低かった。車社会となり、生...

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