【6】私を導いてくれた言葉 波恵ダンス代表・石山波恵

03/10 14:00

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23回発表会での母(左)と私。発表会は母のあいさつで幕を開けた。母が導いてくれたから私と波恵ダンスが今こうして続けられた

 仕事に悩むと、母に言われていた言葉が私を導いてくれていたことに気付く。  例えば「アクセサリーは身に着けても人に取られるが、身に付いた教養は取られない」。だから母はピアノや英語、ダンスをやらせてくれた。それは、私が成長するための糧になり、今を生きていく財産となっている。  6日に83歳になった母・慶子は数十年前、父・昭人と結婚して、故郷の新潟から福島に移り住んだ。父が呉服などを売り、母は、自宅で...

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