自分は何になろうとしているのか。 実家の温泉旅館を継ぐためにホテル経営を勉強しようと、大学卒業後の1984(昭和59)年夏、米・コーネル大ホテル経営大学院に留学した。だがアイスホッケー漬けの生活から、経営学を学ぶ生活に180度転換したことで自分のアイデンティティーを見失った。 いずれを向いて何をすべきなのか分からなくなった。しかしその悩みはホテル業界の事例を研究するうちに消えた。 なぜなら事...
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