「リゾート運営の達人になる」 星野温泉旅館の代表に就任した翌年の1992(平成4)年、旅館の所有を捨てて運営に特化することで、同業他社からも任せてもらえるような運営のプロになることを企業ビジョンに掲げた。 当時はバブル経済の終末期で、北海道のアルファリゾート・トマムや宮崎県のシーガイアのような巨大リゾートが続々と誕生。いずれ日本の観光産業は供給過剰となり、業績の悪い施設が出てくると予測したからだ...
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