人に知られるようになることは、褒められることばかりではない。 私たち若旦那は2016(平成28)年11月、自分たちがカウンターに立つカクテルバーを土湯温泉の中心地につくった。 夜9時を過ぎると店が閉まり、人通りや明かりが消えて寂しくなる夜の温泉街ににぎわいをつくりたいと思ったからだ。 私たちにとっては仲間の旅館に集まって酒を酌み交わす延長線のようなこと。でもカクテルなど手作りして提供...
この記事は会員専用記事です
残り640文字(全文840文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。