【3】追い込まれて道開けた 小高ワーカーズベース社長・和田智行

04/18 15:00

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大学の4年間を過ごしたキャンパス。今でいう社会起業家のような考え方に触れたが、氷河期といわれた就活には悩まされた

 人間というのは選択肢が限られた環境の中でこそ物事をしっかりと考え、違った視点で見られるようになるのだと思う。 私は大学時代の実体験から、そんな考えを持つようになった。 私は中央大経済学部に入学。新設3年目の公共経済学科で学んだ。そこは異色の経済学者といわれた宇沢弘文先生が中心にいた。 宇沢先生は「社会的共通資本」という考え方を提唱した人。医療や教育、自然などを人が人間らしく生きるために欠かせない...

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