「いわきの杉を高い値段で買ってくれそうなところはないかな」 運命の一冊と出合ったのは、そんなことを考えていた時だ。 2008(平成20)年9月に神奈川県横須賀市の実家に戻り、ふらりと入った書店で森林ジャーナリスト田中淳夫さんの本を見つけた。「割り箸」のタイトルに引かれて即購入。遠慮なく田中さんに連絡し情報交換するうちに、割り箸についていろいろ分かってきた。 国産杉で生産した住宅用製材と割り箸の価...
この記事は会員専用記事です
残り591文字(全文791文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。