「割り箸を作っていて良かった」 そう心の底から思えたことがある。 林業は、木材を切り出して市場に出荷するところまでが主な仕事。林業に携わる人は、最終的にどんな製品になるのかが分かりづらい。その上、木材の価格は低迷が続き、自らの仕事に意味を見いだしにくいようだ。 知り合いの若い林業家も、その一人。でも私の会社で、間伐材から高級割り箸ができる現場を見て表情が変わった。「たかが割り箸じゃない。俺が切っ...
この記事は会員専用記事です
残り585文字(全文785文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。