「若いサーファーの皆さん。再び北泉を明るくしてほしい」 この言葉がなかったら、私たちは自分の海に戻れなかったかもしれない。 そう言ってくれたのは、南相馬市の北泉海水浴場の近くに住む台野直さん(68)。とても地元愛の強い人で、東日本大震災と原発事故後の当時、北泉行政区長を務めていた。 北泉地区は、震災の津波で半数以上の民家が流失し、7人が命を落とした。北泉海水浴場からサーファーも姿を消した。 「古...
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