【6】ウルトラマンになれた 県サーフィン連盟理事長・室原真二

09/07 08:30

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岩手県の海岸に遠征に行った20代前半の頃の私。会社が休みになると、全国各地のサーフスポットを友人たちと巡り、サーフィンの技術を磨いた

 空を飛んでいる。 いい波に乗ると、そんな感覚を味わう。それが私をサーフィンのとりこにした。 その感覚を初めて味わったのは、小学生の頃。サーフィンではなく、体をサーフボード代わりにする「ボディーサーフィン」だった。海面に腹ばいになって波に乗ると、まるで空を飛ぶ時のウルトラマンのようになれた。 それから海が最高の遊び場となった。 南相馬市小高区の自宅から自転車で片道40分の村上海岸に通い、波乗りに熱...

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