【7】客と深くつながる仕事 県サーフィン連盟理事長・室原真二

09/10 08:30

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サーフボードを作る時には、乗る人のことを思いながら魂を込める。だから気持ちが入らない時にはボードにも触れない

 サーフボード作りは、作り手とお客さんの距離がとても近いところに魅力がある。 25歳で転職したサーフボードメーカーは、南相馬市小高区にあった「ガルサーフ」。38歳で独立するまでの13年間、作り手としてのイロハを教えてもらった。 まず担当したのは仕上げと営業。営業の一つに「サーフィン接待」があった。「良い波ありますよ」とお客さんを誘って、一番いい波が打ち寄せる地元自慢のサーフスポットに行き、一緒に波...

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