【11】海と共に生きるまちへ 県サーフィン連盟理事長・室原真二

09/14 08:30

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9年ぶりに再開した北泉海水浴場でサーフィン教室を開いた私(右)。全ての人が海を生活の一部として過ごせるようなまちをつくり、未来に引き継ぐ

 国内で「サーフタウン」と言えば、まず湘南、千葉、宮崎が思い浮かぶだろう。 サーファーたちが愛する海のそばにすてきな宿や飲食店などを営み、まちににぎわいを生み出している。 その先駆けとなったのは南相馬市だ。 「早朝の北泉海岸を一度見てほしい」 南相馬のサーフタウンづくりは、福島大経済経営学類教授でサーファーの奥本英樹さん(51)の一言から始まった。 その時はまだ原町市だった頃で、奥本さんは渡辺一成...

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