個展を開くと、工房にいるときには見えなかった作品の本質が見えるときがある。 作品は優れたものを内に秘めていても、焼き上げただけでは完成しない。その本質を引き出す良き使い手と出会うことで完成する。 個展という場は、厳選した作品を展示することで、作品の本質をより理解してくれる人と接することができる。 良き使い手との出会いが、私を海外へと飛躍させてくれた。その一人が、フランス・パリで、日本酒の専門店や...
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