2013年秋、福島の食の価値を高めるために生産者と活動していた私に一本の電話が入った。 電話は、世界の国家元首・王室などの専属シェフが集う「クラブ・デ・シェフ・デ・シェフ(首脳の料理人クラブ)」からで、フランス、モナコ両国で県産食材のPRをしてほしいという内容だった。 当時は、欧州連合(EU)の加盟国を含め多くの国や地域が県産食品の輸入規制をしている時期で、世界ではまだ県産食材の安全性が不安...
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