【7】子どもたち大きな存在 コスキン・エン・ハポン開催事務局長・斎藤寛幸

10/22 08:00

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子どもたちにケーナを教える私(左)。子どもたちの熱意は時に私を上回り、一緒に過ごす時間はかけがえのないものだ

 コスキン・エン・ハポン(コスキン)を川俣町で創設した故長沼康光さんが常々言っていた言葉がある。  「子どもは宝だからな」  自分に子どもがいなかった分、長沼さんは中南米音楽のフォルクローレに取り組む子どもを、わが子のようにかわいがった。  町内の小中高校生の演奏団体「アミーゴ・デ・川俣」の練習場所に自宅を開放。子どもたちを教える傍ら、大人にも演奏法を指導した。私もしょっちゅう出向いて教えを...

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