私が美術の世界に足を踏み入れたのは“直感”としか言いようがない。 美術を学び始めたのは、東北大に進学してから。しかし美術を学ぼうと思って進学先を決めたのではない。考古学を学ぶために、有名な研究室があった東北大を受験した。 でもいざ合格して研究室を訪ねてみると違和感を覚えた。だから一つ手前の研究室ものぞいてみると、こちらの方がしっくりくるように思えた。それが東洋日本美術史の研究室...
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