忘れられない作家が2人いる。 その一人は、人間国宝の染織家志村ふくみさん(95)。県立美術館時代の1993(平成5)年に開いた「現代の染織」展への出品をお願いするために初めて会ってから25年以上の付き合いになる。 私が学生の時に作品を見たり本を読んだりして「この人はすごい」と思ってから、染織がテーマの展覧会を開いた際にはぜひ出品してもらいたいと考えていた。初対面では土産を置いてくるのを忘...
この記事は会員専用記事です
残り637文字(全文837文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。