【4】生産者にこそ投資する おくや社長・松崎健太郎

12/13 15:00

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落花生センターは落花生の選別や乾燥、焙煎を一元的に行う拠点。生産者の負担が大きく軽減されたことで、豆作りの仲間も増えている

 「孫にランドセルを買ってあげるなら2、3畝(1畝=約1アール)、自転車なら3、4畝ぐらい落花生を作ってくださいね」 生産者と一緒につくった会津豆倶楽部が動き始めた頃、会員たちによく言っていた。 当時、落花生の栽培は収穫後の乾燥などを機械化しておらず、高齢の会員にはかなりきつい作業もあった。それでも落花生作りに楽しみを見いだしてもらおうと言い続けた。 言葉だけでなく、実益も伴うように特定の作業をす...

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