「孫にランドセルを買ってあげるなら2、3畝(1畝=約1アール)、自転車なら3、4畝ぐらい落花生を作ってくださいね」 生産者と一緒につくった会津豆倶楽部が動き始めた頃、会員たちによく言っていた。 当時、落花生の栽培は収穫後の乾燥などを機械化しておらず、高齢の会員にはかなりきつい作業もあった。それでも落花生作りに楽しみを見いだしてもらおうと言い続けた。 言葉だけでなく、実益も伴うように特定の作業をす...
この記事は会員専用記事です
残り617文字(全文817文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。