【6】早く社会出て稼ぎたい おくや社長・松崎健太郎

12/16 15:00

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同好会から始めたバスケは3年で部に昇格。最初から活動した私(前列左から2人目)は仲間と一緒に「無」から何かを生み出す喜びを味わった

 「早く社会に出て稼ぎたい」 私の世代なら普通、大学まで進んで「青春を謳歌(おうか)したい」と思うのだろうが、私は、周りの子どもと少し考え方が違っていた。 それは、物心が付いた時から商売が身近にあったからだと思う。 両親は、生産者からコメを買って問屋に売るのを家業にしていた。冬には仕入れたもち米でつゆ餅を作り、裏磐梯のスキー場で売った。私は小学生の頃から両親をよく手伝った。 中学3年の時、高校には...

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