【3】2度の五輪は苦い記憶 男子三段跳び日本記録保持者・山下訓史

01/08 16:22

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バルセロナ五輪予選での私。その前のソウルと2大会連続で出場したが、けがなどもあっていずれの五輪も思うような結果を残せなかった

 私にとって五輪はつらい記憶でしかない。  1988(昭和63)年のソウル、92年のバルセロナの2大会連続で出場したが、いずれも思うような試合ができなかった。  初めて大舞台に立ったソウルは決勝に進出できたが、とても嫌な試合だった。それは記録を狙うのではなく、残しにいったことだ。  予選は16メートル29を跳び、12人が進める決勝にぎりぎりで進んだ。三段跳びの決勝は最初3回で記録を出せないと次の3...

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