【2】幼い頃から身近な存在 KIHACHI元総料理長・鈴木眞雄

01/21 14:52

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小学校の卒業アルバムに書いた将来の希望。料理は幼い頃から常に身近にあり、「かっこいい」コックへの憧れが自分で道を開く力となった

 「ぼくは、将来世界一のコックになりたい」  私は、郡山ザベリオ小の卒業アルバムに将来の夢をこう書いた。12歳の時にはもう既に料理人を夢見ていた。  それは幼い頃から、料理が常に身近にあったからだと思う。  私の生家は、郡山市の市街地で「染本(そめもと)ホテル」を営んでいた。元々は料理屋旅館を開いていたが、道路の拡張に伴い、ホテルに転じた。開業の経緯からホテルには和洋中のレストランがあった。  私...

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