【4】リハビリは超スパルタ 障がい者の旅行を考える会代表・佐藤孝浩

02/20 18:07

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病院でリハビリ生活中の僕(左から2人目)と入院仲間。つらい訓練の中でも、それぞれの境遇を語り合ったりして互いに互いを支え合った

 元の体には戻れないと宣告されて、僕は全てが無意味に思え、投げやりになった。  看護師にリハビリを促されても「もう治らないんだから」と断った。すれ違う人に哀れみの目で見られているようで、病院内を車いすで移動するのも嫌だった。  「まだ希望はあるよ」  うちひしがれる僕に立ち直るきっかけをくれたのは、ソーシャルワーカーの言葉だった。  治療に緊急を要する時期を越し、僕は本格的なリハビリを始めるために...

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