【7】自由と責任、学んだ青春 旅する書道家・千葉清藍

03/09 15:00

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バンド活動に夢中になっていた頃の私(右)。高校時代は何事も全力投球。両親の信頼と愛情に育まれ、大きな海を自由に泳がせてもらっているような感覚だった

 なぜ旅に出るのか。 その答えを語る時、両親の存在を抜きにしては語れない。 両親は会計事務所を経営していて、私が幼少の頃から、家族旅行でいろいろな所に連れて行ってくれた。国内はもちろん、香港や台湾、シンガポール、マレーシアなどアジアを中心に海外にも出掛けた。 当時の海外は決して治安が良いとは言えなかった。でもわが家の旅行は行き先が決まっている団体ツアーではなく、家族だけで自由に観光ができるものだっ...

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