私には、「同志」や「仲間」と呼べる大切な人たちがいる。 それは、職場の上司や同僚たち。何のゆかりもない福島に来た私にわが子のように接してくれて、時に温かく手を差し伸べ、時には社会の厳しさを教えてくれた。 私が勤めたのは郡山市のテレビ局だ。 カメラマンになりたくて就職活動を始めたが、当時は就職氷河期。番組制作会社もまた狭き門で、ようやく決まったのが郡山にも拠点がある都内の会社。念願のカメラマンにな...
この記事は会員専用記事です
残り580文字(全文780文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。