【8】社会に出て親が増えた 旅する書道家・千葉清藍

03/10 15:00

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テレビ局に勤めていたころの私(左)。職場の上司や同僚はわが子のように接し、社会の厳しさを教えてくれた。今も私の活動を支えてくれて感謝しかない

 私には、「同志」や「仲間」と呼べる大切な人たちがいる。 それは、職場の上司や同僚たち。何のゆかりもない福島に来た私にわが子のように接してくれて、時に温かく手を差し伸べ、時には社会の厳しさを教えてくれた。 私が勤めたのは郡山市のテレビ局だ。 カメラマンになりたくて就職活動を始めたが、当時は就職氷河期。番組制作会社もまた狭き門で、ようやく決まったのが郡山にも拠点がある都内の会社。念願のカメラマンにな...

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