【8】自ら自分を追い込んだ 東京五輪カヌー・スプリント代表内定者・宮田悠佑

03/24 14:34

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大学時代の私。思うような成績を残せなくなり、精神的に追い込まれた。順調にステップアップできてきたカヌー人生で初めて挫折感を味わった

 「これからもずっとカヌーを続けて、果たして結果を残せるのだろうか」  自分の将来に不安を覚えてカヌーを諦めようと思ったことがある。大学4年の時だ。  私が入学したのは、鹿児島県の鹿屋体育大。カヌーの強豪は私立校が多いが、親から進学を認められたのが国立校。「大学に行ってつぶれた」とよく聞くが、どこに行こうが、自分で頑張ればいいと考え、鹿屋体大を選んだ。  1年の時は日本選手権のペア(2人乗り)の1...

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