【4】食の力で温泉街元気に 大川荘社長・渡辺幸嗣

04/30 15:00

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温泉街の活性化に向けてつくった「DECCORA」。社員食堂の機能も持たせ、福利厚生を充実させた

 旅館が生き残っていくためには、温泉街全体の活性化も重要だと考えている。旅館単体での集客には限界があり、温泉街の元気は必要だ。そうした考えもあり、2017(平成29)年に会津芦ノ牧温泉の一角に「DECCORA(デッコラ)」という食堂をつくった。 でっこらは、会津弁で「たくさん」という意味。例えば「でっこら盛ってくなんしょ」といった使い方をする。お客さまにおなかいっぱい食べてほしいという思いから名付...

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