読売民友写真クラブ第64回定例会 最優秀賞、優秀賞の作品

11/11 16:00

 読売民友写真クラブ(YMPC)第64回定例会が会津若松市で開かれ、スナップ、自由、撮影会の3部門で会員の作品を審査した。最優秀賞、優秀賞の作品を紹介する。(審査と評は読売写真大賞事務局・鷹見安浩)

【最優秀賞】

■スナップ部門  「猛暑対策」柳沼利行さん(郡山市)

 【評】プールの滝越しに狙った一枚は、酷暑に見舞われた今夏を象徴しています。子どもの位置など思い通りの作品になるまで数年かけたその忍耐はお見事です。

■自由部門  「古い額縁」渡辺憲二さん(郡山市)

 【評】ペンキのはがれ具合に魅せられて撮った作品です。ガラス越しの赤べこがまるで油絵のように見えてきます。タイトルも秀逸です。

■撮影会部門  「サァ田植え始めるよ」渡辺憲二さん(郡山市)

 【評】雨の中行われた「御田植祭」。多くのカメラマンが構えた所よりも高い位置から撮ることで、奥行きが出て、早乙女の姿も水面に映り込み、幻想的な写真となりました。

【優秀賞】

■スナップ部門  「新体操」立花寿一さん(郡山市)

■スナップ部門  「親の背中を…」渡辺清さん(郡山市)

■スナップ部門  「伝統を守る」大橋誠寿さん(福島市)

■自由部門  「時代」荒義徳さん(南相馬市)

■自由部門  「朝、名工の作に出逢(あ)う」三浦照さん(本宮市)

■自由部門  「夏風」佐山勝信さん(会津若松市)

■撮影会部門  「二人で歩こう」渡辺喜邦さん(郡山市)

■撮影会部門  「緊張からの解放」佐藤孝さん(福島市)

【その他の入賞者】(敬称略)

■スナップ部門

 ◇入選 「一休み」仁井田彰子(三春町)▽「つれあい!」荒義徳(南相馬市)▽「おいしーい」大石田寛一(郡山市)▽「癒やされて」山本益代(三春町)▽「帰宅」渡辺憲二(郡山市)

 ◇奨励賞 「風の中の二人」佐藤まき子(福島市)▽「勢いよく舞いあがれ!」渡辺俊恵(いわき市)

■自由部門

 ◇入選 「麦」渡辺喜邦(郡山市)▽「私もいるよ(要請)」渡辺清(郡山市)▽「2024 夏」相楽執一(郡山市)▽「憧れ」柳沼利行(郡山市)▽「冬の造形」奥山清蔵(福島市)

 ◇奨励賞 「負けない!」前川順弘(会津若松市)▽「小さな訪問者」佐藤孝(福島市)

■撮影会部門

 ◇入選 「ありがとう!」相楽執一(郡山市)▽「御田植え祭」佐藤まき子(福島市)▽「ほっと ひと息」安斎正秀(二本松市)▽「御神饌田(ごしんせんでん)へと」奥山清蔵(福島市)▽「本番前のひととき」宗形和幸(三春町)

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