【8】200年生き残れる会社に 福島商工会議所青年部古関事業担当副会長・西形吉和

04/07 08:30

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今の社屋。創業200年に向けて新しい柱となる事業がなかなか見つからない。小さく産んで大きく育てられる種を早く見つけたい
明治時代の店舗

 名前を聞いた人に言われることがある。 西形商店はガソリンの販売が唯一、個人向けの商いで一般の方にはマイナーなはず。でも私まで6代にわたりこの街で商いをさせてもらっていて、どこかで関わることがあるのだろう。その重みを感じなければならない。 西形商店は、嘉永3(1850)年の創業と伝わる。創業当時は乾物や鍋、ざるなどの荒物、諸国の名産品を売っていた。今は、ライオン製品を中心にした生活雑貨、建設資材の...

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