【7】帰る時期自分で決めた 福島商工会議所青年部古関事業担当副会長・西形吉和

04/06 08:30

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社長室での私。170年の歴史で培われた風土やルールを変えていくのは難しい。でも社員の思いに応えられるようマイルドな変化を積み重ねていきたい

 「帰ってこい」とも「くるな」とも親からは言われずじまいだった。 だから30歳になるのと、長男が幼稚園に入る年になるタイミングで銀行員を辞めると自分で決め、福島に戻った。でも西形商店の風土や福島の商習慣に順応するのに苦労した。 その一つが、営業の仕方が全く違うところ。銀行員時代に担当した融資先の人は忙しく、用事がなく何度も来られると迷惑でしかない。だからスマートに用件だけの対応となる。 一方福島で...

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