私の祖父・橋本淳が須賀川ガスを創業してから、今年で66年となった。小さい頃は家の前にガソリンスタンドがあったので重い鉄の扉を開けて裏口から入り、スタッフに遊んでもらったり、事務所でお絵描きをしたりした。 夏になると浪江町に家族全員でお墓参りに行き、帰りにスタンドでアイスを買ってもらった。祖父の叔父で育ての親にあたる釘本衛雄は浪江町出身で、早稲田大高等予科で学び、福島民友新聞社副社長を経て、193...
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