電力小売事業を始めた2015年の夏、環境先進国のドイツを視察した。 各地で新電力事業に取り組む仲間たちと共に、フランクフルトやハイデルベルクなどの都市を巡った。目的は、各地の「シュタットベルケ」を訪ねることだった。 シュタットベルケとは、ガスや電気、水道など、地域に公益性の高い生活インフラを提供する公社だ。ドイツは1998年、世界に先駆けて電気の全面小売り自由化に踏み切ったことから、当時既に14...
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